トップ > ドレスのチカラ > 第11回 フォーシス アンド カンパニー ドレスショップ紹介
「一生に一度、その方の人生最高の日に着るウエディングドレスだからこそ、本当に自分らしい一着を探してほしい」。ある一人の花嫁のウエディングへのこだわりから端を発し、今やあらゆる花嫁たちの熱い支持を受けるブランドにまで成長を遂げたフォーシス アンド カンパニー。今回は、自らが花嫁だったころと同じく、情熱的に“花嫁の願いに応えること”に奔走する社長、太田真理子さんにお話を伺いました。
自身の結婚の際 理想の一着を求めてドレス探しのたびに出、イギリスのデザイナーに出会う。自らの感動体験からデザイナーのドレスを日本の花嫁に伝えたいと1993年フォーシス アンド カンパニー設立。
ドレス、テーブルコーディネート、装花に至るトータルコーディネートを提唱、実践。現フォーシス アンド カンパニー副社長。日本と欧米を行き来する日々、欧米のデザイナーとの交流も深い。

――フォーシス アンド カンパニー(以下、フォーシス)は、ウエディングドレスの提案から式のプランニングまで、とてもオリジナルなものを持っているブランドであると感じます。太田さんは“フォーシスのこだわり”とはどういうものであるとお考えですか?
フォーシスは、ヨーロッパのトップデザイナーたちが作り上げるウエディングドレスとデザイナーの心を伝えるためにあると私は思っています。
花嫁にとっては一生に一度のものですし、その衣装は何よりもその方らしく“着こなす”ドレスであるべきだと考えています。デザインもさることながら、とにかく軽くてその方らしい動きがしやすいこと、体にフィットしていて気持ちが良いこと、ここに大変気をつけています。
ヨーロッパのウエディングは挙式から披露宴まで半日以上かけることが多く、時間が長いのです。その中で花嫁はウエディングドレス1着で通すわけですから、動きやすいだけでなく、動いても美しいというのが大事です。
海外では結婚式の後に新郎と踊る“ファーストダンス”というとても重要な行事がありますので、素敵に美しくダンスが踊れるというのはとても大切なこと。軽くて動きやすいドレスであることで、花嫁の自然な心からの美しい笑顔が生まれ、特別な日をより一層素敵なものにしてくれるはずです。
――現在のフォーシスの代表的デザイナー、イアン・スチュアート、アラン・ハンナのデザインについて、教えてください。
イアンは今世界が注目するトップデザイナーで、本当にアイディアにあふれた人です。ドレスは繊細で、まさに芸術そのものです。彼自身本当に繊細で心優しい人で、展示会の搬入の際にちょっとドレスが汚れてしまったのを見て、ショックで泣いてしまったくらいドレスに愛のある人です。
それを見て「彼はここまで花嫁とドレスに対して大変な情熱があるのだから、その想いを花嫁に伝えなくては」と感じました。“どうしたら女性がもっと美しく見えるだろうか”ということに命を懸けているようなデザイナーです。
対してアランは “自立した花嫁”がテーマだと思います。力強さやかっこよさが際立っていて、ポイントを絞って美しさを表現しています。コラボレートも得意です。スペインの画家を使い、生地に手書きで絵を描き入れてドレスを仕立てたりと発想も斬新で、大胆な美しさにあふれています。色使いも独特で素敵です。

イアンデザインの最新ドレス「Hela」。太田さんいわく「美術館行き」のイアンならではの繊細なデザインが光る。

アランデザインの最新ドレス。シンプルな中にもメリハリのあるデザインは、着たときのシルエットが秀逸。
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